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[ネタバレ]トムクルーズのアウトローを見た!事件の後処理がどうなったのか気になる!

トム・クルーズ主演の映画「アウトロー」を見てきました。
映画の日だったので1000円で見れました。

まあまあ面白かった。

というわけで、
ネタバレの感想を書き殴ってみたいと思います。

イギリス人作家のベストセラーシリーズが原作

トム・クルーズ アウトロー
(C) 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

いらっしゃいませ、番台さんです。

リー・チャイルド原作、
トム・クルーズ主演の映画「アウトロー」を見てきました。

主役の「ジャック・リーチャー」は
リー・チャイルドが描く人気キャラクターで、
原作となった小説「ワンショット(One Shot)」は
「ジャック・リーチャー」シリーズの9作目にあたります。

今回のこの映画、
邦題は「アウトロー」ですが、
海外でのタイトルは「JACK REACHER」となっています。

「アウトロー」というタイトルは、どうかなと思います。

トム・クルーズ以外の出演者は、

ロザムンド・パイク
ロバート・デュヴァル
ヴェルナー・ヘルツォーク
リチャード・ジェンキンス

などです。

評価(★5つで満点)
★★★(3.5に近い)

ストーリー概要

5人を殺害する無差別射殺事件が起きます。
犯人として検挙されたのが、元軍隊の狙撃兵「ジェームズ・バー」。

彼は自分が嵌められたとわかり、黙秘を続けます。
そして、紙切れに「ジャック・リーチャーを呼べ」とだけ書き殴ります。

トム演じる「ジャック・リーチャー」は
元軍隊の優秀な捜査官。
「ジェームズ・バー」とは過去に因縁があり、
バーが起こした過去の事件を捜査した経験があります。

その時は、確実に有罪だった「ジェームズ・バー」なのですが、
軍のとある事情から、事件がお蔵入りしてしまい、
彼は無罪となりました。

そのときに、リーチャーはバーに警告します。
「また事件を犯したら、次はただじゃおかない」と。

ニュースで事件を知った、リーチャーは
バーが犯人だと知り、過去の警告の通り、
自分から今回の事件の担当刑事と検事の所へ現れます。

事件の話を詳しく聞くうちに、なにか納得いかない点を感じたリーチャーは、
バーの弁護士「ヘレン・ロディン」と共に事件の真相を追求していきます。

というストーリー。

観客は犯人を知ってる古畑任三郎パターン

冒頭の狙撃シーンでは、
犯人の顔もバッチリ写り、見てる観客は犯人がだれなのか知っています。

いわゆる、刑事コロンボや古畑任三郎のようなパターンです。
どうやって、真実にたどり着くのかを楽しむタイプの映画です。

ですので、推理小説のような、
「誰が犯人なんだ?」というような楽しみ方はありません。

それでも、事件の黒幕や真相などの謎は
見てる方もわからないので、その辺が明らかになっていく部分は
楽しい部分でもあります。

結局、あの爺さん誰だよ!!!

事件の黒幕となっていた
「ゼック」と呼ばれる老人。

彼が何者なのか、まったく分からずに終わってしまった。。。
誰だよ、オマエ(笑)。

殺された女性が経営する会社を買収しようとしていた企業と
関係があるんだろうなとは思いますが、
その辺のつながりがはっきりしなかった。

そして、事件の真相についても、
しっかり解明するわけでもなく、
リーチャーがすべて殺して「ほなさいなら」という結末(笑)。

あの後、この事件の事後処理はどうやったんだろう?

採掘場は死体の山だし、
弁護士ヘレンが供述しても、証拠がそろったかどうかも微妙だし。
だいたい、リーチャーは殺人罪で指名手配されてもおかしくない。

ヘレンが優秀だとしても、どうするんだろうね。。

カーチェイスはなかなか良かった

リーチャーが警察に追われる場面でのカーチェイスは
迫力があってなかなか良かった。

CGを使っていないというのも
セールポイントの一つだそうで
なるほど、頑張ってると思う。

CGが無かった頃の映画は、みんなこうだったんだよな。

このカーチェイス場面がなかったら、
この映画は、わりと地味な映画になっていたと思います。

映画最後の対決シーンはそこそこ楽しめるけど、
あの場面はアクションシーンが凄いという訳じゃなかったし、
映像としては地味だった。緊迫感は良かったけどね。

それにしても、どうして悪者っていうのは、
採掘場に主人公を呼び出すんでしょうね(笑)?

ショッカーかおまえ達は(笑)。

カーチェイスの最後で、
リーチャーが車を走らせたまま降りて
普通に去っていくシーンは笑えますね。

その場に居合わせた黒人の老人が
帽子を渡して顔を隠すよう促すユーモアなんて、
アメリカ映画だなあと思います。

注目ポイントはここ

この映画は
セリフを気をつけて聞いていないと楽しめません。

酒場でリーチャーに言い寄ってきた
アレクシア・ファスト演じる「サンディ」という女の子。

ここでのセリフに注目!

リーチャーは彼女の職場が
なぜ分かったのかが謎だったのですが、
酒場での会話で「自動車部品店で働いてる」とセリフがあったような気がします。

あんな会話、じっくり聞いてないから分からなかったよ。

そしてもう1つ。
「リーチャーに関わるな!」と
弁護士ヘレンに言ったのは刑事か、それとも検事かどっちだった? 
言った方が、犯人とグルだ!

という部分も、
しっかりセリフを聞いていないとわからない。

あとから、そんなこと言われてもな〜。
字幕を追ってるとどっちが言ったかなんてわかんなくなるよ(笑)。

とにかく、セリフをじっくり追いかけないと楽しめない映画でした。

結論

トム・クルーズは格好いいし、
謎解きもそれなりに面白いけど、
結末がウヤムヤで、スッキリしない映画でした。

映画のストーリーには、
根深く「戦争」という背景が刻まれており、
平和ぼけした日本人には、ピンとこない分もあります。

それでも、エンターテインメントとしては
良く作られているので、見ても損はないと思います。

ちなみに、
本来、作家本人がイメージしていた「ジャック・リーチャー」は
もっと無骨でイカツイ男だったようですが、
これだけ躊躇無く人を殺す上に、イカツイ風貌だったらかなり怖いので
トム・クルーズのような爽やかイケメンが主演で良かったと思います。

本当なら、スタローンやシュワちゃんの方が
「戦争帰りの軍人」というイメージにはあってるかもしれませんね。
ただ、頭脳明晰というイメージじゃないか。。。

原作の小説が販売されています。
原作には狙撃兵バーの妹が出てきたりするようです。

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