[ネタバレ] 「昼下りの情事」は2人の年の差が気になってしまう映画

オードリー・ヘップバーン主演の「昼下りの情事」。

若い女の子と、大金持ちの遊び人、
2人が主役の恋愛映画。

巨匠ビリー・ワイルダー監督の作品です。
個人的にはイマイチだったな。

年の差カップル過ぎて、ちょっと無理があるかな

昼下がりの情事 タイトル

いらっしゃいませ、若い女の子は勿論大好きな、番台さんです。

巨匠ビリー・ワイルダー監督の作品「昼下りの情事」。
オードリー・ヘップバーン演じる音楽院の学生と、
遊び人の大富豪(お爺さんになりかけ)が恋をする物語。

2人の年齢差が気になってしまった作品です。
今の世の中、年の差カップルは沢山いますが、ちょっと気になってしまい、
素直に楽しめなかったかな。

評価(★5つで満点)
★★★

ストーリー概要

アリアーヌ(オードリー・ヘップバーン)は音楽院に通う18歳の女の子。
父と2人暮らしで、父の職業は探偵。

父が作成する調査レポートを
興味津々でコッソリ盗み見ることもしばしば。

そんな中、父へ浮気調査の仕事を依頼した男が現れる。
男の妻は、大富豪フラナガン(ゲーリー・クーパー)と浮気しているとの調査結果が。
フラナガンは、行く先々で女性と関係を持つプレイボーイ。

妻を寝取られた男は、フラナガンを殺すと言って、
彼がいるリッツホテルに銃を持って向かう。

その話を聞いていた、アリアーヌは、
急いでリッツホテルに向かい。面識のないフラナガンの部屋に入り事情を話す。

そこで、男の妻と入れ替わり、フラナガンの相手のふりをして
男からフラナガンを守る。

それをきっかけに、2人はしばしば会い、関係を持つようになる。

アリアーヌは、自分の名前も身元も明かさず、
しかもフラナガンに負けじと恋愛遍歴が豊富と語る。

女性はお手の物のはずだったフラナガンは
段々アリアーヌに翻弄され、心を乱される。

はたして、この恋はどうなるのか?

といったストーリー。

セリフは練られていて楽しめる

冒頭に申したように、2人の年齢差がすごい。

フラナガンを演じる、ゲイリー・クーパーは
50代後半ですが、見た目はもう初老に片足を突っ込んでる。。
かたやヘップバーンは18歳という設定(本人は28歳のようですが)。

この年齢差にリアリティが感じられず、
ストーリーに感情移入できませんでした。

しかも、名うてのプレイボーイであることは、
父の調査ファイルを見て知っているのに、そんな男に興味を持つんでしょうか?
女遊びの激しい初老に惚れる、という気持ちが全く分からない(笑)。

女性とは摩訶不思議な生き物ですねえ。

さて、
原作は「アリアーヌ」というクロード・アネの小説だそうです。
それをビリー・ワイルダーとI.A.L.ダイアモンドの2人が脚本に起こしています。

さすが練られているなあと思わせるセリフが多く、
ちょっと知的な会話になっていますね。

この映画を見る前に、
マリリン・モンローの「百万長者と結婚する方法」を見たばかりだったので、
セリフの違いが余計に強く感じられました。

番台さんは
「年の差カップルの場合、女性が知的な人じゃないとうまくいかない」
と、思っているのですが、
そういったことを意識してか、
オードリー・ヘップバーン演じるアリアーヌも頭の良い女性に描かれています。

架空の男性遍歴を次々と語るくだりは
探偵ファイルを元にして喋っているというオチも
面白いと思いました。

全部頭に入ってるんか!この女!(笑)

お父さんは寛大すぎじゃないかい??

アリアーヌのお父さんが、ちょっと寛大すぎる。
最後まで見ると、そう思うでしょう。

自分がさんざんフラナガンを調査して、
コイツは、ろくでもない男だと分かっているのに、心広すぎ。
しかも一人娘なのになあ。ちょっとビックリ。

注目ポイントはここ

注目シーンはこの場面。

酔っぱらったフラナガンが、楽団員にお酒を振る舞う所。
シャンパンをワゴンに乗せて、部屋の端から端まで、
「えいやっ」と押して走らせます。

それが見事、楽団まで届く。
こういった小道具を使った遊びが、ビリー・ワイルダーらしいシーンです。

「アパートの鍵貸します」での鏡やラケットほどの効果はありませんが、
こういう遊びのシーンは好きです。

「昼下がりの情事」では、
チェロのケースやアンクレット、毛皮などが印象に残りますね。

結論

世間的には評価の高い映画です。
見ても良いと思いますが、恋愛映画があまり好きではない人にはお勧めできません。
ロマンティックコメディの部類に入りますが、それほど笑えるわけでもない。

それに、途中で2人がデートする場面が長いなあと思うこともあり、
個人的には、ちょっと今ひとつな映画でした。

しかし、映画の終盤、
急速に物語が展開するあたりは、さすがだなと思いました。

恋愛映画好きな女性や、ヘップバーンが好きな女性などにはお勧めです。

評価(★5つで満点)
★★★

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