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【レビュー】胸キュン必至!「アパートの鍵貸します」はやっぱり名作!(ネタバレ)

アカデミー賞5部門を受賞した名作

「アパートの鍵貸します」を見ました。

さすが、名作だけあって、素晴らしい作品でした。
オススメです。

巨匠ビリー・ワイルダー監督の名作

アパートの鍵貸します

いらっしゃいませ、賃貸経営をしてウハウハになりたい、番台さんです。

ビリー・ワイルダー監督の作品はあまり見ておらず、
お熱いのがお好き」に続き、この作品で2作目です。

こんなすばらしい作品なら、
もっと早く見ておけば良かったと後悔しています。

シャーリーマクレーンも可愛くて、びっくり!

評価(★5つで満点)
★★★★(5に近い)

ストーリー概要

平凡なサラリーマンの男が主人公。

ジャック・レモン演じるC・C・バクスターは、
仕事の評価アップと引き替えに、
社内4人の課長達が浮気に使うための部屋として、自分の部屋を貸している。

毎日入れ替わり立ち替わり課長達が使うため、
体調を崩しても家に帰れない。

そんな生活が続き、うんざりしている中、部長から呼び出される。

鍵のことは部長にばれており、怒られるのかと思ったら、
部長からも浮気のために鍵を貸すよう要求され、しぶしぶカギを貸す約束をする。

唯一、彼の心を癒してくれるのが、
シャーリー・マクレーン演じる社内エレベーターガールのフラン・キューブリック。
彼女に好意を寄せるが、ある日、部長の浮気相手がフランだと知ってしまう。

一方、フランは、部長との関係がこじれ、
バクスターの部屋で睡眠薬自殺を図ってしまう。

はたして、バクスターとフラン、二人の今後はどうなる?

といったストーリーです。

アカデミー賞受賞はダテじゃない名作!

さすが、アカデミー賞5部門(作品賞、監督賞、脚本賞、美術賞、編集賞)
を獲得しただけある素晴らしい作品です。
ストーリー展開もよく、テンポ良く進みます。

主演のジャック・レモンの演技も良い。
人生の悲しさがとてもよく出ています。

とくに、部長の浮気相手がフランだと気づくシーンは、
とても印象に残る名シーンだと思います。
鏡という小道具をうまく使った素晴らしいシーンですね。あのシーンはマジ切ない!

そてにしても、出てくる男、全部がダメ男というのが、なんともいえない。
世の中、こんなに浮気している男がいるのか?というくらい。

特に部長はダメ人間キング。

いるよね、こういう何でも自分の思い通りにしようとする勝手な男。
大抵、上の役職に多いタイプの人間だ。
相手の気持ちというのをあまり考えないタイプの人間。

こういうキャラ設定が、
主人公の人の良さを引き立てる良い役割を担っています。

大量のエキストラとこだわりのオフィスシーン

そして、この映画、お金かかっています。
印象的なのがこのシーン。
奥の方も人が動いているので、マットペイントじゃなく、全て本物だと思います。

アパートの鍵貸します オフィスシーン

エキストラを大量に使った圧巻のオフィス!
す、すごい遠くまである!

こういうシーンが映画のリアリティや深みを創りあげると思います。
マットペイントは安っぽく見えますからね。

注目ポイントはここ

ヒロインのシャーリー・マクレーンが超キュートでヤバい!
すごいカワイイ。

決して美人じゃないし、見とれるような可愛さじゃないんだけど、
ものすごく心奪う可愛らしさ。
なんかこう、ギュッっとしたくなるタイプです。

ヒッチコックの「ハリーの災難」の時も可愛らしいなと思ったけど、
この映画では最高にカワイイ。
今の時代にはあまりいないタイプの女優かもしれませんね。

君もこのキュートさにやられるぞ!

結論

人生の悲哀をユーモラスに描いた名作です。
最後にホロッとさせて、暖かく終わるエンディングもいい感じです。

ジャック・レモンの演技、シャーリー・マクレーンの可愛らしさ、
脚本、ストーリー、どれもすばらしい。

お薦めです。

三谷幸喜氏も好きな作品として、あげています。

評価(★5つで満点)
★★★★(5に近い)

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