【WordPress】素人でも出来た!AWS EC2へのサーバー移行方法1 移行手順を確認
ブログのサーバーを
アマゾンウェブサービス(AWS)のEC2へ移転しました。
今回から、その移行手順を解説します。
素人にも出来る方法ですので、
移行を考えてる方の参考になれば幸いです。
素人にも出来るEC2へのサーバー移転方法
いらっしゃいませ、番台さんです。
先日ご報告したとおり、
「男子風呂(ぐ)」のサーバーを移転しました。
さくらインターネットから、
アマゾンウェブサービス(AWS)の
「Amazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)」
への移転です。
最初はおっかなびっくりでしたが、
素人の番台さんでも余裕で移行できましたので、
その手順や気をつける点などをアップしていきます。
黒い画面や謎のコマンドを使わなくても
移行できますので、
EC2への移行を考えてる方の参考になればと思います。
「Amazon EC2へのサーバー移行方法」シリーズ 記事一覧
- 素人でも出来た!AWS EC2へのサーバー移行方法1 移行手順を確認(今ここ)
- 素人でも出来た!AWS EC2へのサーバー移行方法2 バックアップ作成
- 素人でも出来た!AWS EC2へのサーバー移行方法3 Key Pairの作成
- 素人でも出来た!AWS EC2へのサーバー移行方法4 Security Groupの作成
- 素人でも出来た!AWS EC2へのサーバー移行方法5 網元でインスタンス起動
- 素人でも出来た!AWS EC2へのサーバー移行方法6 Elastic IPの取得と紐付け
- 素人でも出来た!AWS EC2へのサーバー移行方法7 旧データをアップロード
- 素人でも出来た!AWS EC2へのサーバー移行方法8 旧MySQLアップロード
- 素人でも出来た!AWS EC2へのサーバー移行方法9 独自ドメインDNS設定
- 素人でも出来た!AWS EC2へのサーバー移行方法10 内部リンクのURL一括変更
- 番外編:ブログ移転後、旧サーバーにログインできなくなった場合の対処方法
この解説を理解するために必要なスキルレベル
今回の解説は、
以下のスキル程度の素人を想定しています。
- WordPressの管理画面はちゃんと使える
- レンタルサーバーのFTPは出来る
- FilezillaやCyberduckなどのFTPソフトが使える
- 独自ドメインを取得して自分で設定してる
- 「IPアドレス」が何なんのか何となく知ってる
- でも、UNIXやコマンドなどはチンプンカンプン
これよりもスキルがない場合は、
ちょっと厳しいかもしれません。
WordPressを運営している方なら、
ほとんどが上記スキルをクリアしていると思いますので、
大丈夫かと思われます。
番台さんはMacユーザーですので、
Macintoshでの作業で進めていきますが
Windowsでもそれほど違いはないと思います。
なお、
すでにアマゾンウェブサービス(AWS)の
アカウントを取得している前提ですすめます。
アカウント取得の方法は、
以下のスライドを参考にしてください。
アカウント取得には電話が必要です。
SlideShare
はじめてのアマゾンクラウド①[Amazon Web Services(AWS)のアカウントを開設する]
1年間無料の「マイクロインスタンス」を使用
現在、アマゾンウェブサービス(AWS) では
1年間無料枠が用意されています。
無料なのは「マイクロインスタンス」という「インスタンス」です。
「インスタンス」は「サーバー」と思っていればいいでしょう。
つまり、マイクロサイズのサーバーを
1年間無料で利用できるサービスを実施中と言うことです。
今回はその「マイクロインスタンス」を利用します。
そして、「マイクロインスタンス」の設定をするために
「網元」というサービスを利用します。
「網元」は
AMI(Amazon Machine Image)と言って、
あらかじめ「マイクロインスタンス」の設定がセッティングされたサービスです。
これを使えば、難しいことを考えずにインスタンスの設定が出来、
おまけに、WordPressを新規でインストールしてくれる便利なサービスです。
「網元」は
株式会社デジタルキューブが提供しているサービスです。
まずは移行手順の確認
では、作業を始める前に、
移行手順を確認します
WordPressをEC2へ移行する手順
- 旧サーバーのデータをMacへバックアップ保存する
- EC2で「Key Pair」の作成
- EC2で「Security Group」の作成
- 網元へアクセスしてEC2のインスタンスを起動する
- EC2で「Elastic IP」の作成
- 「Elastic IP」を起動したインスタンスに紐付け
- 旧サーバーのデータ(WordPressファイル群)をEC2にアップロード
- 旧サーバーのデータ(データベース)をEC2にアップロード
- 新サーバーでWordPressの各種設定やサイト表示をチェック
- 問題なければ新サーバーに独自ドメインを割り当てる
- 記事内リンクを一括修正
という流れになります。
コマンドで操作できる人は
Macの「ターミナル」を使って、ササッと作業できるかもしれません。
しかし、素人なので、このようなとても遠回りした作業になります。
「なに周りくどいことしてんの?」
と思われる方もいるかもしれませんが
素人が安心してサーバー移行出来る手順はこういう手順なのです。。。
では、いよいよ、次回より、
各項目ごとに解説をアップしていきます。
超長編スペクタルエントリーとなります(笑)。
まずは、
旧サーバーのバックアップの作成からです。
- 素人でも出来た!AWS EC2へのサーバー移行方法1 移行手順を確認(今ここ)
- 素人でも出来た!AWS EC2へのサーバー移行方法2 バックアップ作成
- 素人でも出来た!AWS EC2へのサーバー移行方法3 Key Pairの作成
- 素人でも出来た!AWS EC2へのサーバー移行方法4 Security Groupの作成
- 素人でも出来た!AWS EC2へのサーバー移行方法5 網元でインスタンス起動
- 素人でも出来た!AWS EC2へのサーバー移行方法6 Elastic IPの取得と紐付け
- 素人でも出来た!AWS EC2へのサーバー移行方法7 旧データをアップロード
- 素人でも出来た!AWS EC2へのサーバー移行方法8 旧MySQLアップロード
- 素人でも出来た!AWS EC2へのサーバー移行方法9 独自ドメインDNS設定
- 素人でも出来た!AWS EC2へのサーバー移行方法10 内部リンクのURL一括変更
- 番外編:ブログ移転後、旧サーバーにログインできなくなった場合の対処方法
参考リンク:
アマゾン ウェブ サービス(AWS)
もう困らない!WordPress快適運用術 1年間無料!
タグ:Amazon EC2, AWS, Wordpress, ブログ, レンタルサーバー