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イルサンジェーのショコラティエが来日するイベントに行ってきた!

創業112年を迎えるフランスのショコラトリー
「イルサンジェー」。

その、当主、エドワール・イルサンジェー氏が来日する
スペシャルなイベントに行ってきました。
クリスマスケーキを食べたよ!!旨かった!

イルサンジェータイトル画像
※画像はイルサンジェー公式サイトより

海外店舗は世界で銀座だけ!

いらっしゃいませ、チョコレート大好き、番台さんです。

1900年の創業以来、4代にわたって続いている
老舗ショコラトリー「イルサンジェー」。

今年(2012年)オープンした
「イルサンジェー銀座ブティック」は、海外初店舗となります。

イルサンジェー外観

全て手作りでショコラを作るため
そう簡単には海外でお店を出せるわけでもないようです。

銀座のお店では、フランスで作られた物が、
徹底した管理の下、その都度空輸して送られてきます。

参考までに、
お店に行ったときの記事もアップしてあるので
よろしければ、ご覧ください。

男子風呂(ぐ)
今月オープンした銀座イルサンジェーに行ってショコラを食べてみた

イベントは目黒雅叙園で行われた!

さて、「イルサンジェー銀座ブティック」で買い物をした際に、
ユーザー登録をしたおかげか、メールマガジンが届くようになり、
そのメルマガでイベント開催のお知らせがありました。

見事、当選し、今回、参加することが出来ました。わーい!

数年前に、新宿伊勢丹のサロン・デュ・ショコラで、
初めてイルサンジェーのショコラに出会って以来、
ずっとファンだったので、マジ嬉しい。

イベントが行われた場所は、目黒雅叙園。
初めて行きました。
結婚式でもなければ、まず行かない場所ですね。

いよいよファンミーティング開始!

目黒雅叙園に着くと、早速案内がありました。

「エドワール・イルサンジェー来日ファンミーティング」

イルサンジェー 雅叙園の案内

明朝体で書かれると、なんか不思議ですな。
場所は2階の「華うたげ」。雅叙園らしく、雅なネーミングです。

「華うたげ」の中に入ると、
円卓がならんでおり、ビデオプロジェクターも用意。

すでに、イルサンジェーのロゴが映っています。
期待で番台さんの小さな胸が大きく膨らみます(笑)。

イルサンジェー ファンミーティング会場

席に着くと、グラスとフォーク、
イベントの内容が書かれた紙が置かれています。

イルサンジェー 席の画像

内容はこの通り。ショコラとケーキの試食がありますよ!しかも新作!

イルサンジェーファンミーティング 内容

ファンミーティングが始まると、
早速、エドワール・イルサンジェー氏が登場しました!
左の女性は司会、右の男性は通訳です。

イルサンジェー ファンミーティング 本人の画像

イルサンジェーの本店は、
フランスのジュラ地方にあります。スイスとの国境に近い村だそうです。

イルサンジェー 場所

人口が3500人ほどしかいない村で、
徒歩30分ほどで、村を1周することができるくらい
小さな村だそうです。

パリから見て、東南に位置し、ワインが有名だそうです。


大きな地図で見る

こんな小さな村から、有名なショコラティエが出てくるんですね。すごいな。

ちなみに、エドワールさんは、
「M.O.F.(フランス国家最優秀職人賞)」を
33歳という若さで受賞しています。

日本でいう人間国宝に値する賞だそうです。すご。

ショコラティエのM.O.F.は、現在のところ、
世界に18人しかいないそうです。
レゴビルダー(36人前後)より少ないな。すごいぞ。

新作ショコラにはアンリ・ルルー氏へのオマージュ作品が!

イルサンジェーでは、季節に合わせて新作ショコラを発売しています。

イルサンジェー
公式サイト 製品一覧

秋の新作ショコラが紹介されました。
なかでも驚いたのは、アンリ・ルルー氏に捧げたショコラがあること。
名前は「トリプル・アッシュ」。

イルサンジェー トリプル・アッシュ
※画像はイルサンジェー公式サイトより

通訳の方に伺ったのですが、
エドワール氏は、若い頃にアンリ・ルルー氏の仕事ぶりに感銘を受けて、
ショコラティエになることを決めたそうです。

実は、番台さん、アンリ・ルルーも大好き。
やっぱり何か通じる物があったんでしょうか!
このエピソードにはビックリしました。そして嬉しかった〜。

アンリ・ルルー
公式サイト

イルサンジェーの「トリプル・アッシュ」は、
アンリ・ルルーさんへのオマージュらしく、
ちゃんと、塩キャラメルが使われています。

新作ショコラの試食タイム!

というわけで、秋の新作ショコラの中から
2種類のショコラを試食させて頂きました。

・無花果と葡萄のハーフ&ハーフ
・胡桃のプラリネ

です。

左が無花果、右がクルミ。

イルサンジェー 試食 

まずは無花果から。
これは、上半分がゼリー状になっており、
下半分がワインを練り込んだガナッシュになっています。

イルサンジェー イチジクとぶどうのショコラ

口に入れると、
ガナッシュの部分はすぐに溶けてしまい、ジュレが口に残ります。
なんとも不思議な食感。初めてだな、こんな感じは。

甘さはやや控えめに感じましたが、
それでもやっぱり強くも感じる。どっちなんだ(笑)。

無花果や葡萄の味を感じる前に、
初めての感触に意識が行ってしまい、味がよくわからなかった。
もう1つ食べさせてくれれば。。。

続いて、クルミのプラリネ。

イルサンジェー クルミのプラリネ

おお!これは美味しい。こっちの方が好きだ!
プラリネ大好きなので、これは好き!マジ美味しい。

プラリネが滑らかで美味しい。コクもある。
ちょっとした粒々感がいいですね。

コーティングしてるチョコレートはブラックだと思います。
甘さもちょうど良い感じ。

クルミという素材は油が多くて、使いづらいらしいので、
このプラリネでは、一度プレスしたクルミを使っているそうです。

これはリピートしたいな。

いよいよクリスマスケーキ登場!

そして、いよいよクリスマスケーキが登場します。

本店以外では初めて発売されるそうです。
今回、日本では限定300個だけ発売されます。

試食の前に、エドワールさんご自身が
デコレーションのデモンストレーションを見せてくれました。
貴重だぜ!

ケーキに赤い色素を混ぜた粉を吹き付けます。

イルサンジェー クリスマスケーキデモンストレーション 

そして、側面に貼り付けるチョコレートを作ります。

イルサンジェー クリスマスケーキデモンストレーション2

側面の飾りが終わったら、
最後に上面のデコレーションを作っていきます。
これが、綺麗に作っていくんですよ、流石プロだ。

イルサンジェー クリスマスケーキデモンストレーション3

完成するとこうなるのです!

イルサンジェー クリスマスケーキ

アンモナイトの黄金比を思わせる渦巻き。
美しいじゃありませんか!

吹き付けた粉が、フカフカの絨毯のようですね。
赤と黒は、イルサンジェーのイメージカラーでもあります。
銀座のお店も赤と黒でカッコイイですよ。

そして、これとは別に
予め切り分けたクリスマスケーキが、テーブルに振る舞われました。
うまそ〜。

イルサンジェー クリスマスケーキのピース

上の太い層は、ミルクチョコレートのムース。
その下に、グリルしたトウモロコシの粉を使ったサブレ。
その下に、キャラメルクリーム。
そして、再び一番下には、トウモロコシのサブレ。

では、早速頂きます。

ん!濃厚だ!
キャラメルクリームがかなり濃厚!
上のムースはなめらかで、甘さもやや控えめ。
そして、サブレが旨い〜。ザクザクしてて歯ごたえが美味しい!

ムースは口に入れるとすぐに消えてしまいます。
そして、サブレのザクザク感とキャラメルのトロッと感が
口の中でコラボレーション!

さすが、おいしいね。やっぱり。

個人的には、キャラメルクリームの甘さがちょっと強いかなと感じましたが、
甘さの中にも、ちょっぴり苦さを感じるキャラメル味で、おいしいです。
そして、サブレが旨いぞ、サブレが。

このケーキは、やや常温に戻してあり、
キャラメルクリームの少し溶けた感じを楽しんで欲しいとのことでした。
なるほど、確かに冷え過ぎてると、キャラメルが堅くて食べづらいかもしれない。

この、トロッとした感じが美味しいんですね。納得。

奥さんのために作ったクリスマスケーキだった

このクリスマスケーキ。
名前は「バローヌ」と言って、エドワールさんの奥さんのあだ名だそうです。

奥さんの好きな材料を使って作ったクリスマスケーキだそうですよ。
ラブラブですな〜。

扇子を持って奥さんとのツーショット。

イルサンジェー 奥さん

クリスマスケーキは日本で限定300個の発売となりますので、
興味のある方はお店へ連絡してみてください。

イルサンジェー
イルサンジェー銀座ブティック

最後にエドワールさんと握手して、記念撮影をさせて頂きました。
握った手が、思いの外、しっかりした厚い手で、さすが西洋人だな〜と思いました。

繊細な作業が多いショコラティエなので、
もっと細い手をしているかなと勝手に想像していたので、ちょっとビックリ。

人柄も良さそうで誠実そうな方でしたよ。
番台さんもああいう人になりたいなあ。

参考リンク:
イルサンジェー
公式サイト(日本語)

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