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[ネタバレ]泣ける!フランケンウィニーはティムファンも認めるいい映画だった!

ティム・バートン監督の映画
「フランケンウィニー」を見てきました。

パロディ満載で
ティム・バートンファンなら
確実にニマニマしてしまういい映画でした。

オススメ!

過去に制作した短編のセルフリメイク

フランケンウィニー
(C) 2012 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

いらっしゃいませ、ティム・バートンマニアの番台さんです。

元旦は映画の日でしたので、年末に公開されたばかりの
フランケンウィニー」を見に行きました。

元旦の映画の日は、人も少なく、席も空いているのでオススメです。

さて、「フランケンウィニー」は
ティム・バートン監督のセルフカバーとも言うべき作品。

自身の短編映画を
新たに作り直した作品です。

過去の短編も良かったけど、
今回の作品も、泣けるし、とても良かったのでオススメ!

誰でも楽しめる作品になっています。

評価(★5つで満点)
★★★★

ストーリー概要

科学が好きな少年、ヴィクター。愛犬のスパーキーとは大の仲良し。
そんなスパーキーがあるとき、事故で死んでしまいます。

すっかり元気をなくしたヴィクターですが、
ある日、科学の授業で、カエルの死体に電気を通すと、
神経が反応して動き出すのを目撃。

そのとき、あるアイデアが彼の頭にひらめくのでした。

そのアイデアとは。。。

というストーリー。

オリジナルに忠実なストーリー

オリジナルの短編作品を知ってるコアなファンにも安心なストーリーでした。
ほぼ、オリジナルのストーリーに忠実に作られています。

ただ、冒頭のシーンで、
ヴィクターの自主映画が3D映画になっていたのは驚いた。
時代が進んでる(笑)。

そして、長編なので、
話はふくらませてあり、出演キャラクターも多くなっています。

出演キャラクターがティムらしいので笑えますよ。

まず、こいつ。エドガー。
姿は「せむし男」(笑)。

フランケンウィニー画像3
(C) 2012 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

そして、ナソル
姿がもろ「フランケンシュタイン」(笑)。

フランケンウィニー ナソル

そして、ティムファンには嬉しいこの子も出演。
ティム・バートンの絵本「オイスター・ボーイの憂鬱な死」に出てくる
「ステアガール(じっと見つめる女の子)」と思われるキャラクター、
「フシギちゃん」。

フランケンウィニー ステアガール(じっと見つめる女の子)
(C) 2012 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

飼ってる猫の「おヒゲくん」が「うんち」で予言をするという
素晴らしい設定です(笑)。

あのイニシャル型のうんちをプレッツェルで再現したレシピもありますよ(笑)。
Prophecy Pretzels

それにしても、「おヒゲくん」が
いくらモンスター化したとはいえ、
最後、クイが刺さって死んじゃうのは残念。

あれも元に戻るようにすればいいのに。
唯一、生きていたペットなんだから。

ちなみに、こちらがステアガールです。

ステアガール 「オイスター・ボーイの憂鬱な死」のキャラ

日本人的に気になるキャラはこいつ。トシアキ。

フランケンウィニー トシアキ
(C) 2012 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

このキャラクターは日本人じゃなきゃダメだと
ティムがこだわったそうです。
途中で一言だけ日本語をしゃべります。しかしカタコト(笑)。

英語の時も東洋人がしゃべりそうな英語の発音っぽくて笑える。
番台さんは英語が出来ないのではっきりとは分かりませんが。。。
なんか、そんな感じだった。

劇中でトシアキは、死んだ亀に電気ショックを与えて
「ガメラ」を作り出してしまうんですね。やっぱり日本人だ(笑)。

ちなみに、ディズニーの公式サイト
トシアキの声がマーティン・ショートになってる。
間違いです。

正しくはジェームズ・ヒロユキ・リャオ。

公式サイトは英語版の方が断然いい。

Disney
Frankenweenie

ちなみに、オリジナルの短編作品ではクラスメートは登場せず、
各自のペットを生き返らせるシーンもありません。

オランダ・デーで暴れるシーンと一緒に
今回の長編で新たに加わったシーンです。

この映画はシザーハンズ的なストーリーです

この「フランケンウィニー」という映画は、
シザーハンズ」の犬バージョンと言っていいようなストーリーです。

(そもそもシザーハンズがフランケンシュタインのパロディでもあります)

アメリカ郊外の保守的な街に、
異形の存在が現れ、それを迫害しようとする住民。

「シザーハンズ」では、悲しいお話になっていましたが、
「フランケンウィニー」では、ハッピーエンドになっているので、
安心して楽しめる物語になっています。

この作品には、
ティム・バートンの子供の頃の記憶や体験が反映されていると言います。

ホラー好きな「変わった子供」だった彼自身も
周りから理解されずに、孤独だったと想像できます。
このストーリーは、子供の頃の自分に重ねたストーリーなのでしょうね。

この映画では、
「シザーハンズ」に出演していたウィノナ・ライダーが
エルザ・ヴァン・ヘルシングの声をあてています。

注目ポイント 自分の映画のパロディまで登場

とにかく、パロディが満載。
ホラー映画と怪獣映画へのオマージュ。

先に述べた、クラスメートの姿や、
ヴィクター・フランケンシュタインという名前、
隣に住んでるエルザ・ヴァン・ヘルシングの名前などホラー映画へのオマージュ。

そして、
トシアキが作り出す巨大な亀はもちろんガメラ。

そして最後の方で、ナソルは生き返らせたペットのハムスターを
ガメラと戦わせようとします。

このハムスターがまるでモスラの幼虫ような動き。

モスラ対ガメラ(笑)。

しかし、あっけなく踏みつぶされて
モスラ対ガメラは実現ならず。

その他、シーモンスターがプールから出てくるシーンは
グレムリン」のパロディ。

そして、エンドロールにはホラー映画のようなフォント、
サントラにはテルミンの音を大フィーチャー。
どこまでもパロディです。

ティム・バートンファンとして注目したいのは、
ティム・バートンの過去作品のパロディ。

気がついただけでも以下のような物がありました。

雷の実験で「バットマン」の形をした凧をあげる。
ティム・バートンはマイケル・キートン版の「バットマン」を監督しています。

エドガーが「口外しない」と約束するとき、背中に手を回し指をクロス
「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」で
ロック・ショック・バレルの3人組がジャックと約束するときに同じことをします。

電気ショックを与えられたネズミがオオカミ男にそっくり
「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」に出てきたオオカミ男にそっくりです

フランケンウィニー ネズミ
(C) 2012 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

ナイトメアビフォアクリスマス 狼男

コララインの黒猫に似てる?猫が登場
ティム・バートン作品じゃないけど、
「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」を監督したヘンリー・セリックの作品
コララインとボタンの魔女」に登場する黒猫に似てる猫が登場しました。

ちなみに、
「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」では、
ティム・バートンは監督ではなく「製作」にクレジットされています。

「コララインとボタンの魔女」も良かったのでオススメですよ。
あちらも「フランケンウィニー」と同じように
ストップモーションで撮影されています。

以上、ストーリーを追いかけながら1回見ただけですので、
ひょっとしたらもっとパロディがあったかもしれません。
もう1回見たいな。

結論

個人的には、オリジナルの短編作品の方がストーリーもシンプルで、
風車でのクライマックスシーンも、分かりやすく出来てるので好きなのですが、
今回の作品も充分楽しめる作品になっています。

ティム・バートンファンなら絶対楽しめるので是非見てください。

「フランケンウィニー」のオリジナル版短編映画は
「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」のブルーレイやDVDに収録されていますので
興味のある方はどうぞ!

オリジナルも凄くいいですよ。
オリジナルは俳優を使った実写映画になっています。

評価(★5つで満点)
★★★★

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