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【レビュー】「レミーのおいしいレストラン」は面白い!さすがピクサー!(ネタバレ)

ピクサー映画
「レミーのおいしいレストラン」を見ました。

とても良くできていて、楽しい作品です。

さすがはピクサーです。

ディズニー買収後初の公開作品

レミーのおいしいレストラン
(C) WALT DISNEY PICTURES / PIXAR ANIMATION STUDIOS. ALL RIGHTS RESERVED.

いらっしゃいませ、カーズ以降、
ピクサーアニメのキャラ立ちが弱くなってると思う、番台さんです。

この「レミーのおいしいレストラン」は
ディズニーがピクサーを買収することを正式に発表した後の
最初の作品だったと思います。

で、いきなり「ネズミ」のお話ですよ(笑)。

そんな話はともかく、やっぱりピクサーってすごいな!
と思わせるクオリティの高い、楽しいアニメでした。

トイ・ストーリー」や「モンスターズ・インク」、
ファインディング・ニモ」には少し及ばないけど、
ちゃんと楽しめる映画ですよ。

評価(★5つで満点)
★★★★

ストーリー概要

星付きレストランの店「グストー」が舞台。
主人のグストーは亡くなっており、現在はスキナーという料理長が仕切っている。

そこへ、グストーと知り合いだった女性の子供、
リングイニがやってくる。
このレストランで働くことを希望しているとのこと。

雑用係からはじまる彼のレストラン生活。
ある時、彼はスープを台無しにしてしまいます。

それを見ていた、グルメなネズミ、レミー。
彼がとっさの判断で、スープを一層美味しく仕立て上げます。

これをきっかけに、レミーとリングイニがこっそりコンビを組むことに。
料理は素人のリングイニが天才シェフとして持て囃されます。

これを良く思わない料理長は、
リングイニの秘密を嗅ぎ周りますがしっぽをつかめない。

そんな時、誰もが恐れる辛口の料理評論家、イーゴが
リングイニの料理を食べに来ると宣言。

彼の舌を納得させないと酷評され、店は潰れてしまう。
はたして、レミーとリングイニは美味しい料理を作ることが出来るのか?

といったストーリーです。

練られた脚本は観客を飽きさせない!

原題は「RATATOUILLE」。
ラタトゥユとは、フランス料理の1つで野菜煮込み料理だそうです。
映画の中でも、このラタトゥユがキーポイントとなります。

ネズミ(RAT)という言葉にもかけたタイトルになっています。

さて、導入部分、しばらくすると、
すぐにスリル満点のアクションシーンが始まります。

この展開が、さすがピクサー。観客に「退屈な時間」を与えません。
ピクサーは、ストーリーに細心の注意を払って、何度も何度も書き直す事で有名です。
決して、CG技術に頼らない「物語」中心主義を貫く会社です。

この映画も、しっかりとしたストーリーとテンポで
ダレる部分がありません。良くできたストーリーで楽しめます。

イーゴが良いキャラ!そして、ネズミだらけのシーンは悶絶しそう!

「食べる死神」の異名を持つ、辛口評論家のイーゴ。
彼がいいキャラクターをしています。

「死神」というだけあって、家の部屋は上から見ると棺桶の形。
そして、タイプライターは骸骨風(笑)。
このシーンはわらいました。

こういう悪役のキャラ設定がしっかりしていると、
物語も生きてきますね。

そして、クライマックスでの厨房のシーン。
ネズミだらけの厨房、あれはゾッとしますね!
絶対行きたくない!吐き気がする(笑)。

けど、彼らが最高の料理を作るんだから、行ってみたいけど。。。

注目ポイントはここ

料理長スキナーとレミーが、
リングイニのDNA鑑定書を巡って追いかけっこをするシーンがあります。
短いシーンですが、ここが秀逸。

料理長が身長のわりには、やけに運動神経抜群で、
船から船に飛び乗って追いかける追いかける(笑)。

途中からは、鑑定書が風で飛ばされ、
レミーが鑑定書を追いかける、二重の追いかけっこ。

短いながらもいいシーンです。

結論

ストーリー展開もテンポ良く、
飽きさせないし、ちょっとしたジョークも面白い。

そして、エンディングの幸福感もいい感じ。
さすがはピクサーといった感じです。

お薦めです。

評価(★5つで満点)
★★★★

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